こんばんは!
榎本澄雄です。
今日は2020年12月31日。
大晦日ですね。
皆さま、いかがお過ごしですか?
私は……
納まらない仕事を納めつつあります(笑)。
今月中に書き上げる予定だった連載記事のボリュームが、
予想以上に大きくなり過ぎて中々まとまり切らないので、
何とか1記事分にまとめようと工夫しているところです(汗)。
大晦日のkibi logは、
先日のクリスマスにリスク対策.comさんにて
登壇したオンラインセミナーの結果ご報告です。
2020年12月24日(木)16:00~17:00
防災訓練のゲーミフィケーション5つのステージ
VUCA世界が楽しくなる元刑事の60分オンライントレーニング
kibi logの事前ご案内はこちら。
リスク対策.comさんのお知らせはこちら。
セミナーの元になった記事(無料)は、今すぐこちらからご覧になれます。
『元刑事も夢中になる防災訓練のゲーミフィケーション』
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受講者さまのお声
(約30社の防災訓練担当、危機管理担当者さま)
・ガントレット効果は効果ありそうです。
・面白かったです。部分的でも試してみたい。
・地域の常識をレベルアップしたいと思います。
・防災がテーマでしたが、通常の業務進行に使えます。
・再確認出来て楽しかったです。 ありがとうございます。
・訓練参加者を誉めまくって、その気にさせたいと思いました。
・ゲーム固有の4つの特徴は明日のセッションにぜひ取り入れたいと思います
・防災に限らず、参加意識の高い訓練、の構成を考えるのに参考となりました。
・アイスブレイクはすぐやってみます。初めに盛り上がると上手く行くと思います。
・新しいヒント、ノウハウをいくつも知ることができました。ありがとうございます。
・参加者が満足感を得られるシナリオ構成や振り返りの工夫をやってみたいと思いました。
・訓練の構成や組み立て方を、裏付けをともなって説明していただけたので、腑に落ちました。
・3000人を対象にした防災訓練には難しいと思いますが、少人数の訓練が出来れば、有効だと感じました。
・「危機を煽るより、気付いていない新事実で衝撃を与えた方が効果的」なんか、ものすごく腹落ちしました。
・いままでと違う訓練をイメージできました。今回の訓練は10名くらいだとできそうですが、20名以上だとどうなりますか?
・地域の防災訓練で、今回はあえて品物を配らす、参加くださったことをねぎらう工夫を考えたいと思います。参加者の意見をもっと集めたいと思います。
・オンラインでの訓練の実施が増えているのですが、お互い様子がわかりにくくいまいち盛り上がりに欠けることがありましたが、今回教えていただいたことを活用していきたいと思います。
・本日はありがとうございました。やっと榎本先生のお話がお聞きできました。本の紹介までありがとうございます。ゲームになぜ熱中できるかよくわかりました。いろいろ使ってみたいです。FM西東京でも榎本さんのご紹介しますね!!また取材させてくださいませ
主催者さまのお声
盛り上がる内容で、皆さんに満足いただけたと確信しております。
今年の最後を飾るにふさわしい、とても素晴らしいセミナーでした。
感謝いたします。
メリークリスマス!
FAQ(時間内に質問にお答えできなかったため)
Q1 訓練にはいろいろな方法があると思いますが、例えば避難訓練の場合、どのように今日のお話と組み合わせればいいでしょうか?
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A1 オンラインであれば、避難経路を事前に写真撮影したり、映像を撮影して、その画像や映像をオンラインで参加者に見せて、「AとB、どちらへ進みますか?その理由は?」とか「この写真から危険箇所を3点探し出してください。3分以内で」など、チームや個人で考えて、チャットで回答するような、テレビのクイズやゲーム風にする事はできるかもしれません。リアルで避難訓練をする際は、またご相談させてください。
Q2 分散型(オンデマンド型)の訓練の場合、信頼関係という部分が難しそうですがどのようにすればよいでしょうか・・・。
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A2 映像などで訓練を受けた後に、社内のネット環境を使って、コミュニティを作るのがよろしいかと思います。Aさんがこのくらい進捗したとか、お互いに切磋琢磨できたり、それぞれが、ミッションをクリアしていく様子を写真などで、グループに投稿して、それに対して、メンバーや事務局、トレーナーなどが、いいね!とかコメントしたりできる「フィードバックシステム」を取り入れてみてください。スラックやチャットワークなども使えると思います。また、オンデマンドの映像教材は、収録する際に、講師が「相当なエネルギーを映像に込めない」と、視聴者に響かないのが注意点です。テレビショッピングやラジオ番組の司会のように、少し大袈裟に話すくらいがよろしいかと存じます。
Q3 リモートと実参集のハイブリッド訓練が増えており、進行に苦慮してます。今回のスキルでとくにどれが有効でしょうか?
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A3 ハイブリッドの難しい点は、進行上、オンラインとリアルに時差ができる点だと思います。特にリアルの方は、オンラインと比べて、スピードもアウトプットも高まる傾向にあるので、事務局やトレーナーやファシリテーターは、リアルの参加者が待機する細切れの時間に飽きてしまわないように、余分なワークやエクササイズをご用意されると良いかと思います。(ロープの結び方とか??)一方、オンラインの方も事務局などがファシリテーターとして参加して、通信不良のトラブルを回避したり、フォローが必要です。つまり、リモートと実参集と最低一人ずつの講師役、ファシリテーター役が必要で、その二人の連携が肝かと存じます。(テレビ番組の特番、全国放送で、キー局の司会とサテライトのリポーターが強力しあうイメージでしょうか)以上のことから、今回のスキルとしては、影響力の行使、刺激、非日常感を与え続けて、参加者を退屈させない「ゲームシナリオ」だと思います。
Q4 そもそも訓練参加しない社員への促しというのはどんな事をすれば効果的でしょうか
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A4 ゲームや映画のように、訓練タイトル、ネーミングを工夫して参加者を惹きつけることが効果的です。
・欲求、メカニズム、新たな機会
・有益性、信頼性、緊急性、数字、独自性、話題性、意外性、物語性
などを意識されて入れるとよろしいかと存じます。
実は、今回のオンラインセミナーのタイトル
「防災訓練のゲーミフィケーション5つのステージ VUCA世界が楽しくなる元刑事の60分オンライントレーニング」
もそのような観点から作りました。ご参考になさってください。
Q5 リモートのみの展開は難しいのでは?
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A5 非同期型のリモートだけで、全てを完結させようとするのは、私も難しいと思います。オンラインの非同期型は訓練を実施する方は手間を減らせますが、よほど内容にこだわって「良い作品」を作らないと飽きられて、成果が上がりづらいと思います。単純に言うと、面白くなければ、観る人は「苦痛」を感じるので、見てくれません。そこで、オンラインの非同期型を導入するのであれば、今回のオンラインセミナーのような、リモートでも、同期型、ライブイベントを組み合わせるのが効果的です。ライブで、非同期型に取り組んだ参加者がリアルにフィードバックをしあえるからです。そして、事後に参加者がリアルにミッションをクリアして、それを社内SNSなどで投稿して、フィードバックしあうことが良いと思います。
※Q2「分散型(オンデマンド型)の訓練の場合、信頼関係という部分が難しそうですがどのようにすればよいでしょうか・・・。」の回答をご参照ください。
訓練後の繋がり、フィードバックシステムを用意して、報告会や懇親会など開けると最高だと思います。非同期型×同期型の組み合わせ、ぜひ、ご検討くださいませ。
PS...
今回のオンラインセミナーで私自身が学んだことは、
1 常識を疑う
2 自分の頭で考える
3 災害発生時は「ソフトスキル」が重要
でした。
私が今まさに書いている記事のタイトルは、以下の予定です。
100年企業の成長を今すぐ守る!「捕食者」の検分方法
第3回 刑法第246条 詐欺罪
年明けにこちらでご覧いただけます。
どうぞお楽しみにお待ちくださいませ!
『企業犯罪 VS 知能犯刑事 麻布署6年の研究と発見』
今年も一年、ありがとうございました!!
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